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令和5年度 入学式 学長祝辞
式辞
春、自然界が一斉に新しい命の躍動を始めました。今日の佳き日に、日本各地、いや、世界各国から、東大阪大学・東大阪大学短期大学部に入学された皆様、「ご入学おめでとうございます」。
皆様の、ご入学を心より歓迎いたします。
今日までお子様を支えてこられたご家族や、関係者の皆様がたに対し、心より、お祝い申し上げます。
また、公私ご多用にもかかわりませず、東大阪市教育委員会教育長 古川聖登 様、株式会社アイビック代表取締役 品川哲也 様、桃愛会会長 村上公子 様、翔友会会長 小林浩生 様、後援会会長 藤本 靖子 様をはじめ、ご来賓の方々には ご臨席いただきましたこと、誠にありがとうございます。
本学は、1965年(昭和40年)村上学園が創立25周年を迎えるにあたり、地域社会の要望に応えて創立された布施女子短期大学として出発し、1967年、布施女子短期大学を東大阪短期大学に名称変更され、時代の変化と共に地域に開かれた大学として、さらなる発展を目指してきました。2000年(平成12年)から男女共学となり、2003年(平成15年)4月、四年制大学として、東大阪大学が「こども学部」という 全国初の学部名称を有し開学しました。それに伴い、短期大学は東大阪大学短期大学部に名称変更し、大学2学科、短期大学部3学科を有する学園として発展してまいりました。ちょうど今年は大学開学20周年の年となります。また、 2025年には短期大学部開学60周年を迎える、伝統ある学園です。
本学は、一貫して、地域社会と共に地域の方々に支えていただき、地域に開かれた小規模大学として歩んでまいりました。建学の祖、村上平一郎先生が、学園設立を志され、「万物感謝・質実勤労・自他敬愛」の学園訓を掲げられました。この建学の精神は、本学が目指す「学問を通して人間を作る教育」の支柱となっております。
この教育目的を実現するため、小規模大学の特徴を生かした温かい家庭的な雰囲気の中で、学生さんと教職員が共に集い生活し、時には地域の方々と共に集い過ごす場を用意し、実践的な教育をしております。
国際社会の今、皆様はこれから世界を意識し、世界の人たちと関わり生きていくわけです。 今日、入学された人たちの中に、中国、ベトナム、ネパール、ミャンマー、フィリピン、バングラデシュから、日本への留学を志されて本学に入学された方々がおられます。さらに、大阪、三重、奈良、京都、和歌山の近畿圏はもとより、北海道、茨木、静岡、福井、広島、鳥取、香川、愛媛、佐賀と、日本の各地から本学を選び入学されました。 このような仲間と、自分の生まれ育った国や地域の生活文化を紹介し合い、語り合い、知らない世界を知り、共に生活する学生生活は、新しい発見があり、自分の視野を広げることができることでしょう。専門分野の学びと共に、これからの国際社会、多文化共生社会を生きる第一歩として、貴重な2年間、あるいは4年間となっていくことでしょう。
さて、
鷲田清一(わしだ・きよかず)という哲学者の著書に「『待つ』ということ」があります。
「現代は、待たなくてよい社会になった。待つことができない社会になった。」携帯電話が普及し、例えば、待ち合わせの形が変わった。待ち合わせに遅れそうなら、待ち合わせの時刻のちょっと前に移動先から連絡を入れる。電話を受けたほうは、待つことなく別の用事を済ませる。「待つ」ことに苛立つこともなく、待つことなしに時間をつぶすことができる、便利になったというのです。
「待たない社会」「待てない社会」になっている現代、意のままにならないもの、どうしようもないもの、じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性を亡くし始めたというのです。「偶然を待つ」「自分を超えたものにつき従う心根」を失ったのだろうか。「時が満ちる」「機が熟すのを待つ」「未来というものの訪れを待ち受ける」ということを、私たち人間はできなくなっていくのだろうか、と問うています。
便利になり、「待つ」ということが少なくなっている今、時にはゆっくり待ちながら自分と語る時間、ぼーっと考える時間、自分と向き合う時間は、自分の心を熟す時間でもあります。
大学生活の2年間、あるいは4年間の時間を、どのように過ごすかを、ゆっくりじっくり考え描いてみましょう。時には描いたように進まないことも出てくるはずです。その時は「休憩する」「機を熟すのを待つ」こと、それは、人間の持っている感受性、心の内を磨く時間でもあり、自分自身にとっての大事な時間なのです。急がず、「ゆっくり」自分と語り、自分らしさを見つけましょう。一人一人の歩幅は違います。大学生活の時間も焦らず、ゆっくり自分らしく進んでいってください。
私たち教職員も、皆様の横で、ゆっくり、時には待ちながら、「一人一人の未来を想像させていただきながら」支援したいと考えています。
友達同士で、先生方と、たっぷり語り合い、ゆっくり「自分探しの学生生活」をスタートしましょう。
本日は、ご入学、まことにおめでとうございます。
令和5年4月3日
東大阪大学・東大阪大学短期大学部
学長 吉岡 眞知子
令和5年度 入学式を行いました
多くの保護者・保証人の皆さまにもご参列いただき、本学教職員と共に新入生の新たな出発を祝福しました。 式典終了後には学科ごとに教室へ移動し、担当教員やクラスの仲間と顔合わせをしました。
入学式の様子は、後日改めてムービーを公開いたします。
皆様の大学生活が実りあるものになりますことを願っております。
東大阪大学・東大阪大学短期大学部 教職員一同
大学紹介動画に「2022年度 学位記授与式 ムービーレポート」を追加いたしました
令和4年度 学位記授与式 学長式辞
式辞
本日、ここに令和4年度東大阪大学・東大阪大学短期大学部学位記授与式を挙行し、学位記を授与された皆様、おめでとうございます。
三年前からの新型コロナウイルス流行に終息の兆しが見られ、三年ぶりに大学・短期大学部が一同に会し挙行することにいたしました。とはいえ、ご家族の皆様には、まことに心苦しいですが、完全な終息に至っておらないことに配慮し、人数制限をさせていただいたことへの、ご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
また、東大阪市長 野田義一様、東大阪市教育委員会教育次長 北林康夫様、株式会社アイビック代表取締役 品川哲也様、後援会役員の方々をはじめ、ご来賓の皆様には、公私ご多用にもかかわりませず、ご臨席を賜りましたこと、まことにありがたく、心より御礼申し上げます。
新たな一歩を踏み出そうとしている卒業生の皆様、コロナ禍で遠隔授業や対面授業やと、変則的な学習環境の時期もあった中で、よく頑張り卒業できたことは、皆様の努力の賜物です。本当におめでとうございます。コロナという突発的な災禍が訪れ、不安を抱えながら、この日まで、長きにわたりお子様の勉学を支えてこられましたご家族の方々に敬意を表しますと共に、心よりお喜び申し上げます。
また、今日まで本学にお寄せくださいましたご支援、ご協力に対し、心から感謝し、熱く御礼申し上げます。
さて、短期大学部の人たちの学生生活は、新型コロナウイルス感染拡大のなか、今まで経験したことがない、日常を大きく変えた中での学生生活二年間、通常の学生生活を経験することが無く過ぎた二年間でした。また、大学の人たちも、大学生活に慣れ始めた一年が終わるころに襲い掛かったコロナ禍、初めの一年とは違う学生生活が始まり、戸惑いながらの三年間を過ごされました。
この間、私たちは誰もが経験したことのないこの事態に直面し、世界中の人たちが不安と恐怖の毎日を送ってきました。しかし、失うことばかりではなく、この経験から、学び得たことも多いのではないかと思います。なんといっても、命の大切さ、自分の健康を自分で守ること、周りの人を気遣うこと、周囲の人々と共に社会のルールに従い共に協力し支えあうことの必要性を、身をもって感じたことでしょう。この経験は、これから社会人として生きていく皆様にとって貴重な体験であり、そのことを忘れないでほしいと願っています。
コロナ禍で地域医療に携わる医師を題材にした小説に夏川草介の「臨床の砦」や「レッドゾーン」があります。作者の夏川草介は、消化器内科の医師として地域医療に携わっているとともに、作家でもあります。「臨床の砦」や「レッドゾーン」は、夏川が経験したコロナ禍の病院内の様子をリアルに描いた小説です。
「臨床の砦」では、「コロナは肺を壊すだけではない、心も壊す。」と言っています。「患者さんの不安や、いらだち、時には怒りだす方もたくさんいる中、それを医療者側は受け止めきれずに断ち切っていくことが義務付けられるような空気になります。例えば、不安の中でタブレットの向こうで泣き出した患者さんにゆっくり話をしていると、後ろにいる看護師さんから「次の患者さんがいるので、それくらいにしてもらえませんか」という声がかかってくることがある。これは、医師として非常に苦しい現状です。」今まで、患者さんの不安や悩みをゆっくり聴き、患者さんに寄り添う医師であったのに、そのような時間もとれなくなっている現状、コロナ禍で、日常の変化とともに、どうしようもなく知らずと私たちの心が壊されていく変化が起きているのではないかというのです。
実際、人とのかかわり方が希薄になってきていることは確かです。今、社会はコロナ以前の日常を取り戻そうとしています。コロナ禍は過去のことになっていきそうです。人々の心の変化、人とのかかわり方など、表面には見えない一人ひとりの心の内、コロナによって心が壊れてしまう経験をしている人たちがいることを意識し、人と人のぬくもりを感じる社会を取り戻したいものです。
もう一つ、夏川の「レッドゾーン」ですが、この小説に込める夏川の願いが語られています。
「2022年8月現在、医療現場はかつてない多数の患者の押し寄せる第7波である。レッドゾーンの原稿を執筆している今週も、発熱外来には連日100人を前後する患者が押し寄せている。駐車場には長い車列が生じ、入院ベッドは確保できず、一般的な解熱剤さえ無くなろうとしている。このような状況の時だが、私が最も過酷であったと感じるのは第一波なのである。未知なる茫然(ぼうぜん)とした恐怖だけが広がったあの時である。あの第一波において、人間はどのように行動したのか、何ができて何ができなかったのか。夏川は、医療現場で、どれほど過酷な現実があっても、揺るがない誇りを維持している人々を、しばしばその臨床現場で目にしてきた。医師だけではなく、看護師だけでもなく、時には患者からも、勇気や活力を受け取ることがあった。
「レッドゾーン」は現場の過酷な悲鳴を伝える作品ではない。悲鳴や避難や、他者を攻撃する声が、人間に真の勇気を与えてくれることはない。人は人を支えることができる存在なのである。必死で人と人が支え合っている現場を見て、人間のすばらしさを感じた」というのである。このような願いをもった小説「レッドゾーン」の中に、昔ペストという感染症が発症したときの小説の中にある、リウーという医師が語った語りを紹介しています。「世界がどれほど理不尽でも、人間まで理不尽ではない。医師が病人のもとに足を運び続けるのは、医師の務めではありません。人間の務めだと思うからです。病気で苦しむ人々がいたとき、われわれが手を差し伸べるのは、医師だからではありません。人間だからです。これは、誠実さの問題です。感染症が蔓延したとき、医師や牧師が感染から逃げようとその町から出てしまっては、あまり美しくない。」と言っています。
自分の身を守ることだけ考えて、自分の仕事を放り投げて逃げ出してしまっては、そこで暮らす人々はたちまち困ってしまう、こんな社会は美しいものではないというのです。
私たち人間は、人間同士共に考え合い支え合い、困難を乗り越える力を持っているのです。社会には様々な職種があり、その一つ一つは人間にとってなくてはならない仕事なのです。
これから皆さんは、その仕事の一つを担い、社会を支え、人々を支えていくわけですが、周囲の人たちに目を向け、温かいまなざしで互いに支え合い「人間としての美しい姿」で活躍されることを期待しています。
健康に気を付け、未来に向かって自分らしく、人間らしく、東大阪の地から「舞いあがれ!!」
令和5年3月17日
東大阪大学・東大阪大学短期大学部
学長 吉岡眞知子
令和4年度 学位記授与式について
令和5年3月17日(金)、学位記授与式を執り行いました。
感染拡大防止の観点から昨年までは保護者・保証人の皆さまには参列をご遠慮いただいておりましたが、東大阪市 野田義和市長はじめ4年ぶりに保護者・保証人の皆さまにもご参列いただきました。
式典終了後には学科ごとに教室へ移動し、学位記等の個人授与も執り行いました。
また、卒業記念祝賀会をシェラトン都ホテルにて執り行い多くの学生が参加し、お世話になった先生方や友人たちと楽しいひと時を過ごしました。
後日改めてムービーを公開いたします。
皆様の新たな門出をお祝い申し上げます。
2022年度 丹山ゼミ卒業研究発表の動画を公開しました
2023年3月9日(木)、東大阪市文化創造館に於いて丹山ゼミの卒業研究発表会が開催されました。
練習と研究の成果をダイジェスト動画でご覧ください。
※著作権の都合上、演奏とは異なる音楽に差し替えてあります。
本学学生が参加しました東大阪市のイベント「#サステな東大阪」のご紹介
昨年開催されました東大阪市のイベント「#サステな東大阪」について
各回通信及び活動報告書が東大阪市ウェブサイトに掲載されております。
▼ 初回開催時広報記事(参考)▼
市内4大学と共同 SDGsの取組みをPR
参加した学生たちの活動の様子を是非ご覧いただけたらと思います。
こども学科所属の3名、高倉愛永さん、宮脇陸さん、山本将輝さんが参加し、山本さんの班の発表が優勝しました。
東大阪市では引き続きSDGsの達成に向け取組みを進められるということです。
本学でも、積極的な参加を今後も継続していきたいと思っております。
東大阪大学・東大阪大学短期大学部
こども学科
大学紹介動画に「実践保育学科 卒業研究発表会」の動画を公開いたしました
【陸上競技部】2023年2月19日(日)第3回全国招待大学対校男女混合駅伝のお知らせ
2023年2月19日(日)に大阪府長居公園内特設コース(全長20km)にて第3回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会が行われます。
今大会は通常の駅伝競走とは異なり、全6区間を男子選手3名、女子選手3名で編成して走ります。このように男女混合チームで競う全国規模の大学駅伝ではこの大会だけになります。区間の距離は通常の駅伝とは異なり、数十キロの長距離を襷で繋ぐものではなく、数キロを襷で繋ぐものとなるので持久力はもとよりスピードがとても重要な駅伝競走となりそうです。
今大会、関西学生陸上競技連盟に所属する学校の選抜チームの一員として本学の学生が出場をいたします。
襷を繋ぐ部分がTV放送されるかと思いますのでどうぞお時間がある方は関西テレビにて放送予定なので応援を宜しくお願いいたします。
選手説明
選手名 | 窪 美咲(Kubo Misaki) |
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学年 | 3回生 |
学部学科 | こども学部 こども学科 |
出身 | 大阪府/泉大津東洋中学校-東大阪大学敬愛高等学校 |
競技実績 |
800m/2′07″53 、 ◆2019年 ◆2020年 ◆2021年 ◆2022年 |
本人コメント
今年も男女混合駅伝に出場させていただきます。
自分の走りをして選抜チームに貢献できるように頑張ります。
皆様のご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
ご案内
第3回全国招待大学対校男女混合駅伝競走大会は関西テレビにて中継する予定です。
●2023年2月19日(日)
12時10分スタート(予定)~13時30分
※地上波 関西エリアでの放送