台風14号接近に伴う「総合型選抜入試」の取扱いについて
2020年10月11日(日)(以下「当日」)に実施を予定している「2021年(令和3年)度総合型選抜入試II」について、台風14号の接近に伴う取扱いについて、受験生の安全を考慮し、以下のとおりとします。
1.対象となる入学試験
総合型選抜入試II
2.入学試験等について
当日午前7時現在で、特別警報または暴風警報のいずれかが大阪府内で発令中の場合は、2020年10月17日(土)に延期します。
※当日午前7時30分までに、当日実施の有無をこのサイトに掲載しますので、受験生は各自で必ず確認してください。
※入学試験を延期した場合、新たな受験票の発行はいたしません。10月17日(土)の試験当日は、現在お持ちの受験票を必ず持参してください。また、試験時間等は案内通知のとおり変更はありません。合格発表日についても募集要項記載の合格発表日のとおり変更はありません。
3.入学試験当日の公共交通機関の乱れへの対応
上記【2.入学試験等について】より、大阪府内において特別警報または暴風警報が発令されていない場合は、入学試験を実施します。ただし、受験生の皆様は、交通状況等に十分注意し、余裕をもって試験場へお越しください。まずは安全の確保を最優先とし、無理のないようにしてください。
なお、自宅から試験場までの経路において、安全が確保できていない場合や公共交通機関の乱れにより集合時刻に間に合わない場合は、入学試験開始時刻までに必ず本学入試広報部(06-6782-2884)までご連絡ください。鉄道各社の計画運休が発表された場合の対応につきましても、このサイトに掲載しますので、受験生は各自で必ず確認してください。
以上
ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
2020年度 公開講座の詳細が決定いたしました
カレッジマガジン「インタビュー vol.17 矢島 彰 教授」を公開しました
「未来の食材?」「昆虫食悪くない!?」―脚光を浴びる昆虫食―
7月14日(火)の新着情報でも紹介されていますが、実践食物学科松井欣也教授の昆虫食の研究が相次いでマスコミに紹介されました。(人類を虫が救う!?「昆虫食」の特別授業を実施しました)
まず、8月18日(火)の神戸新聞夕刊のトップ記事と翌19日(水)の朝刊に、「昆虫食悪くない!?」の見出しで今夏兵庫県立篠山東雲高校での授業の様子が大きく取り上げられました。記事では、実食授業で生徒の「抵抗感が減った」という感想や、松井教授が昆虫食の研究を始めるきっかけになった東日本大震災、続々と昆虫食の商品化が進んでいること等が詳しく紹介されています。夕刊の紙面では米大統領選挙に向けた民主党大会が開幕した記事も掲載されていますが、昆虫食の記事の方が大きく取り上げられていました。
続いて、9月2日(水)放送の関西テレビ「報道ランナー」でも「未来の食材?最前線」と題し、昆虫食が大きく取り上げられました。番組では、8月29日(土)に奈良県で開催された「トキジクキッチン平城京」での昆虫食イベントや昆虫食の専門家である内山昭一さんのインタビュー、“昆チューバ―”清水和輝さんのプロデュースしたコオロギコーヒーが紹介されました。続いて、カメラは東大阪大学短期大学部松井教授の研究室へ。冷凍庫から取り出された様々な昆虫の紹介に加えて、まもなく商品化される予定の「いもむしゴロゴロカレー」(株式会社entomoとの共同開発)が調理され、取材に訪れた番組スタッフが“舌鼓”を打っていました。
番組の最後では昆虫食の課題として、「見た目」と「高価格」があげられていましたが、以前と比べてメディアが昆虫食を取り上げる機会が間違いなく増えています。今後グルメとして、また防災食・健康食として昆虫食が一般家庭で食される日は近いのかもしれません。松井先生によれば、「毒虫を除いて基本的どの昆虫も食べることはできる」そうですが、「生食だけは絶対にしてはいけない」とことでした。
新型コロナウイルスに対する対応について(第2報:連絡体制について)
学生の皆様へ
東大阪大学・東大阪大学短期大学部
コロナウイルスの感染が拡大しています。4月14日にお知らせした「新型コロナウイルスに対する対応について」に基づき対応し、症状が出た場合やPCR検査を受けた場合は必ず大学に連絡してください。
念のため、対応について記載します。
① 以下の症状があるときは、速やかに大学に連絡を入れるとともに、帰国者・接触者相談センター(地域厚生センター・保健所)に電話で相談の上、指示に基づき医療機関を受診してください。また、不安な場合は、近くの医療機関(かかりつけ医)にまず相談して指示を仰いでください。
・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く。
・倦怠感(だるさ)、息苦しさ(呼吸困難)がある。
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患等の基礎疾患があり、上記症状が2日以上ある場合。
② 一人暮らしをしている人は、判断するのが難しいと思われる場合、大学保健センターに電話で相談してください。
③ PCR検査を受けた場合、受けたことを大学に報告してください。また、その結果も報告してください。
以上、必ず状況を大学に連絡してください。
夏季一斉休業に伴う事務取扱休止のお知らせ
夏季一斉休業につき、下記期間は全ての窓口業務を休止いたします。
◎電話・メールなどの問い合わせはお受けできませんのでご了承ください。
◎各種証明書の発行についても窓口業務を休止いたします。
休業期間前に証明書の受け取りをご希望の方は、7月31日(金)までに必着でお申し込みください。
なお、8月17日(月)からは通常どおり窓口業務を再開いたします。
新型コロナウイルス感染増加について(注意)
学生の皆様へ
東大阪大学・東大阪大学短期大学部
新型コロナウイルス感染が増加しております。特に20代、30代の人の感染者が増えています。学生の皆様は、今一度、気を引き締め「新しい生活様式」を意識して生活してほしいと思います。5月29日に示した「新型コロナウイルス感染症対応マニュアル」を読み、それに従った生活を心がけてください。
特に、学内での生活は、お互いが気を付け合い健康で安全に学習できるよう努めてください。また、学外での行動も「3密を回避」「新しい生活様式」を意識して学生としての自覚のもと行動し、健康で規則正しい生活を送るようにしてください。
大学では、対面授業が始まり順調に学習を進めている中、あと1か月ほどで前期授業も終えることができるようになってきました。一人ひとりの自覚のもと、気を引き締めて行動するようにしましょう。
ベトナム人留学生支援
2020年7月6日(月)、駐日ベトナム大使館ならび在日ベトナム人協会から、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、アルバイトの減少など経済的困難にある自国留学生の支援として、在籍するベトナム人71名全員へ白米やインスタントフォーなどが寄贈されました。
また、2019年、NHKスペシャル「夢をつかみにきたけれど」にも出演された東京在住の日新窟ベトナム人僧侶THICH TAM TRIさんと3名の僧侶、そして神戸在日ベトナム人協会の方々が、激励のため同日に来学されました。
参加したベトナム人留学生を前に、TAM TRIさんは、「破れていない葉っぱは、破れた葉っぱを包む」というベトナムの諺を紹介され、「幸せのシェアー」を話されました。
当日はアジアこども学科1回生の学生も聴講し、困難な時代こそ助け合うことの大切さを学ぶ機会ともなりました。TAM TRIさんや本学の森内国際交流センター長から、ベトナム人留学生1人1人に支援食糧が手渡しされ、吉岡学長代理より謝辞が述べられました。
ベトナム人留学生たちは、「高名なTAM TRIさんに会えて嬉しい」「母国の支援に感謝します」と話し、終了後も校庭で写真をとるなど交流の時間をもつことができました。最後に帰路に向かわれるTAM TRIさんへ「ありがとう」と書いたカードを掲げ見送りました。
人類を虫が救う!?「昆虫食」の特別授業を実施しました
6月16日(火)兵庫県立篠山東雲高校で、「食農研究」の授業の一環として本学実践食物学科の松井欣也教授による特別授業がスタートしました。
今回のテーマはずばり「昆虫食」、関心を持たれた同校農業科の藤原先生から東京の食用昆虫科学研究所を通して本学に依頼があり、この日の特別授業が実現しました。
この日は昆虫の試食もあり、授業開始前から生徒の皆さんも興味津々。地元の新聞社も取材に来られていました。
コロナウイルス感染防止のため、席の間隔を十分にとり、向かいあった状態の会話を避ける、調理実習は行わない等の配慮をしたうえでの授業となりました。
1時限目では、まず松井先生が世界の食糧事情、食料自給率、食品ロス、昆虫食の栄養等についてパワーポイントや動画をもとに説明があり、現在大きなニュースとして報道されている「サバクトビバッタ」の生態や被害についても紹介されました。
2時間目はいよいよ昆虫食の実食です。
事前にアンケートで体調やアレルギー等について確認をした後、事前に藤原先生が購入された昆虫の甘露煮(イナゴ、蜂の子、カイコの蛹、ザザムシ)や蜂の子煎餅が教室のテーブルに並べられ(写真)、まず藤原先生が実食、生徒の皆さんも次々と試食しました。
生徒の感想を一部紹介します。
Aさん
講義を受けて、意外に虫はおいしく、最初は抵抗感があったけれども、最後の講義では嫌な気持ちが無くなっていました。広めていくために、最初はパウダーを使ったお菓子やパンを作り、それを販売して「虫はおいしいんだよ」と広めていく必要があると私は思いました。
Bさん
昆虫食を食べて広げていくためには、今回したような昆虫食の体験を、今度はイベントにすることで、世の中の人に昆虫食のことについてもっと知ってもらえると思います。昆虫食を知ってもらうことで、今後、日本が食糧危機になったときに昆虫食を食べる人が多くなるのではないかと思います。
Cさん
自分は虫を食べたことが初めてなのですが、とてもおいしかったです。ザザムシが気に入っています。他にもクッキーに虫を混ぜ込んだもので、芋虫はお茶のあじがしておいしかったです。カレーなどは食欲がなくて食べられませんでしたが、今回の講義はとても良い経験になりました。
特別授業は6月23日(火)、6月30日(火)にも引き続き行われました。生徒の皆さんは昆虫食についての講義や昆虫採集、昆虫の調理見学、昆虫の実食の体験等を通して、「昆虫と食」を多面的に考察し、昆虫食の意義を総合的に学習することができたのではないでしょうか。