今年のクリスマスケーキは「ブッシュ・ド・ノエル」でした
2021年 12月 28日
12月18日(土)、実践食物学科製菓衛生師コース主催の「クリスマスケーキ講習会」を開催しました。昨年はコロナ禍のため開催できませんでしたが、今年は感染対策も入念に、募集人数を減らした上で開催することができました。
当日参加したのは、、東大阪大学敬愛高校の1、2年生17名。8号館1階の製菓実習室に入るのはみんな初めてでしたが、岡本先生の説明と実演を参考に、3人1テーブルでフランスの代表的なクリスマスケーキである「ブッシュ・ド・ノエル」に挑戦です。
まずは、全卵、砂糖、を使って生地を作っていきます。「ちょうど人肌の温度で」、「ここで手を抜いてはダメ」、「お菓子は料理とは違ってポイントポイントを押さえることが大切」、岡本先生の的確なアドバイスが参加者を導いていきます。
生地を伸ばしてオーブンにかけたところで、焼きあがるまでの待ち時間を利用して参加者に本日のレシピが配られ、ここまでの振り返りと家庭でケーキ作りをする際の注意事項の説明がありました。
焼きあがった生地は急速冷凍庫で冷やした後、3等分にし、いよいよ薄力粉、ココアパウダーで作った生クリームを乗せて、伸ばして、巻いていきます。さらに、絞り袋にクリームを入れて切り株に見えるように仕上げていきます。最後に、緑色のバタークリームで表現した蔦やメレンゲで作ったキノコとサンタクロース、パウダーシュガー等をデコレーションしてケーキは完成しました。
完成後は隣の実習室で試食用のケーキとドリンクで乾杯です。最後に参加者全員に「作ったケーキは誰と食べますか」という質問をしてみました。「家族全員で食べます」という答えが一番多く、かなり自作のケーキの出来栄えには手ごたえを感じているようでした。ひと足早い「メリークリスマス」でした。