介護福祉学科を開設しました
2018年 4月 9日
東大阪大学短期大学部に、2018年4月より介護福祉学科を開設しました。
少子高齢化社会の介護は、内閣では社会問題と位置づけています。
要介護等高齢者の増加と、介護職の相対的不足という需給関係のアンバランスの是正のために、海外から介護の技能実習生が大勢来日する予定です。
日本の介護現場で海外の介護人材が活躍する日は遠くありません。
一方、介護の技能実習生を受け入れて指導する体制は未整備で、現場では多くの指導者を必要とします。
本学ではそうした状況を見据えて、介護福祉学科の開設準備を進めてきました。
平成30年4月、介護業界等のご協力の下、介護福祉学科を設置することができました。
第1期生は大勢の留学生を含む81名で、意欲にあふれた輝かしい船出をすることができました。
日本を含む9か国の学生を対象に、介護福祉界のリーダー養成をしていくことになります。
教授陣は、我が国の地域包括ケアシステムの第一人者である鷹野学科長に加え、社会福祉学研究、ソーシャルワーク研究、言語学研究、海外の介護との比較研究、等々の専門性を有する教員が全国から集いました。
9名の気鋭の教授陣は、すべて厳しい文部科学省の教員審査に合格した者ばかりで、国際介護福祉学という新しい学問分野を拓いていきます。
「質の高い学生を質の高い指導者にする」「地元の介護人材の不足を補う」等を目的として、最高レベルの教育を行います。
実習でお世話になる地元の介護業界に皆様はじめ、新しい介護福祉学科をよろしくお願いいたします。