第2回 東大阪大学 日本語・外国語 弁論大会 レポート
12月10日(日)、異文化研究交流センター主催「第2回 東大阪大学 日本語・外国語 弁論大会」が開催されました。2回目となる本年は、前回よりボリュームアップ!スピーチだけでなく歌の部やビンゴゲームも追加されました。本学学生や地域の方々、そして日本で暮らす外国籍の方々や外国にルーツのある方々と共に交流を深めた素晴らしい1日となりました。楽しいイベントの様子を是非ご覧ください♪
開会の挨拶は、本学の吉岡眞知子 学長代行副学長より「さまざまな国籍を持つ外国人留学生から刺激を受け、私たちも視野が広がっている」という言葉から始まりました。
更に、本年も野田義和 東大阪市長がご来臨くださり、グローバル社会における東大阪市の持つ大きな役割と発展について語られました。また、市名を大学名に持つ本学への期待を頂戴し、この日のために努力してきた出場者へエールを送られました。
まずは、東大阪大学こども学科の学生と、大阪府在住の一般の皆様による英語スピーチです。将来の夢や自分の好きなもの、貴重な体験談などを持ち時間3分に込めます。緊張している様子も見えましたが、発表者の熱いメッセージが伝わる内容ばかりでした。
休憩をはさみ、東大阪大学アジアこども学科の学生による日本語でのスピーチが始まりました。アジアのさまざまな国から来日した彼らが驚いたこと、感動したこと、学んだことなどを伝えてくれました。日本を大切に思う気持ちが嬉しく、観客席からは何度もあたたかな拍手が起こりました。
スピーチの後は、質疑応答の時間です。3分間では伝えきれなかった部分を、更にたくさん話してくれました。
トップバッターは東大阪大学附属幼稚園に通う外国にルーツを持つ年中、年長の園児たち。園長先生による園児らの紹介の後、日本語の歌を披露してくれました!手を繋いでリズムを取り、元気一杯歌う姿に会場は優しい空気に包まれました。最後は東大阪市長と記念撮影でハイポーズ♪
こども学科の学生はカナダのシンガーソングライターの大ヒット曲を、アジアこども学科の学生は日本のミリオンヒット曲を熱唱。歌詞の意味を噛みしめながら、1語1語、大切に歌い上げました。
更に、この日は「アジアンインターナショナルセンター」の皆さんが、飛び入り参加!日本の童謡を披露してくれました。本学アジアこども学科には「アジアンインターナショナルセンター」出身者も多く、来年入学する予定の方もいるのだそう。これからも、交流が続いていくことでしょう。
審査の間は、ビンゴゲームでヒートアップ!「Let’s BINGO!」の掛け声もどんどん高まり、会場は熱気に包まれました。豪華な景品は…当たった皆さんだけのお楽しみです。
いよいよ、審査結果の発表です。
「吉岡杯(英語スピーチ)」最優秀賞は、堺市在住の緑川さん。幼少期の思い出を、友人に描いてもらったイラストを効果的に使用して披露。その高い英会話力に、会場からはため息が漏れるほどでした。
「村上杯(日本語スピーチ)」最優秀賞は、ベトナムの伝統衣装アオザイでスピーチに挑んだ、アジアこども学科1年生のTHUY (トゥイ)さん。日々の生活の中で経験した、日本語の「長音」の難しさ、言い回しの曖昧さを面白おかしく話してくれました。
「歌の部」最優秀賞は、アジアこども学科1年生のKHANG(キャン)さん。軽快なリズムに合わせ、心のこもった歌声で大会を盛り上げてくれました。
各部門の審査員長からの総評をいただき、最後は発表者全員で記念撮影。大盛況のまま、弁論大会は中締めとなりました。
弁論大会の後は、4号館にある「異文化研究交流センター」で立食パーティの始まり!スピーチの参加者や審査員、あらゆる垣根を越えて会話が弾み、センター内は楽しげな話し声と笑顔でいっぱいに。交流の輪が広がり、ハッピーな時間となりました。
第2回 日本語・外国語 弁論大会 ムービーレポート
音声も収録してありますので、再生の際は音量にご注意ください。