COLLEGE MAGAZINE

2015年度 卒業研究発表会 レポート

卒業研究発表会レポート&こども学部卒業生インタビュー

2月4日(木)~6日(土)に東大阪大学・東大阪大学短期大学部の卒業研究発表会が行われました。学生たちが授業やさまざまな活動を通して学んだことを論文や展示で発表。大学や短期大学部で何を学び、どのように成長することができるのか、是非、参考にしてくださいね!

東大阪大学 こども学部 こども学科

卒業研究発表会/東大阪大学こども学部こども学科 卒業研究発表会/東大阪大学こども学部こども学科

こども学科では梅田ゼミ、竹中ゼミ、丹山ゼミ、中西ゼミ、吉岡ゼミ、吉川ゼミ計6つに分かれ、それぞれ子どもに関する研究を進めていました。絵本における動物の役割とは?小学校教師に必要な資質とは?子どもたちに愛され続けるキャラクターの人気の秘訣とは?…などなど、興味深い発表でした。
また、大学で学んだことを活かして制作されたオリジナルの絵本と小説も展示されました。

東大阪大学 短期大学部 健康栄養学科

卒業研究発表会/東大阪大学短期大学部健康栄養学科 卒業研究発表会/東大阪大学短期大学部健康栄養学科

健康栄養学科では米粉パンのレシピ開発、女子陸上選手における試合時の栄養補給調査、なにわの伝統野菜の研究などが行われていました。食と健康について、地域社会に密着した東大阪大学 短期大学部 健康栄養学科ならではの研究の数々が並びました。
なお、米粉パンのレシピ開発では道の駅「かなん」とコラボレーションしたスイートポテトパン、きんぴらサラダフランスが商品化されています。

東大阪大学 短期大学部 幼児教育学科

卒業研究発表会/東大阪大学短期大学部幼児教育学科 卒業研究発表会/東大阪大学短期大学部幼児教育学科

幼児教育学科は企画から脚本、道具制作まですべてを学生が作り上げた劇を上演しました。午前の部は「人間になった魚の子(映画「崖の上のポニョ」より)、午後の部は「シンデレラとゆかいな仲間たち」。招待した園児たちと一緒に歌ったり、踊ったりできる楽しいステージとなりました。
同時に、別会場では学生手作りの絵本やペープサート、エプロンシアターを展示。子どもたちも夢中になって遊んでいました。

卒業研究発表会 ムービーレポート

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卒業生インタビュー

就職が決まった東大阪大学こども学部の学生に東大阪大学を選んだ理由、授業で学んだことなどをインタビュー。「こどもに関する仕事をしたい」と考えている受験生の皆さん、必読です。

こども学部こども学科卒業生

Q1.こども学部こども学科を選んだ理由は?

僕は昔から子どもと接する仕事をしたい、特に保育士になりたいと思っていました。幼稚園のとき、母親と離れて不安な幼稚園でも安心させてくれる先生がいたことが記憶に残っていたからです。
東大阪大学を選んだのは子どものことを専門的に学ぶことのできるこども学科があることは勿論、附属幼稚園やこども研究センターなど子どもと接する機会が多いことが決め手でした。家族やご近所さんに小さな子どもがいなかったので、保育の現場を身近に感じることができる学校が良いと思っていました。

Q2.こども研究センターでは何を学びましたか?

こども研究センターでは子どもたちと一緒に遊ぶことで、保育の現場を体験することができます。子どもと言ってもひとりひとり性格も考え方も違うし、同じ子でもそのときの気分や機嫌によって反応が変わります。だから、実習中は子どもの様子や状況に気を配って、どういった言葉を掛ければ良いのか、支援をすれば良いのかを考えて動いていました。
普通の保育園や幼稚園では保護者さんはお子さんを預けてお仕事に行ったり、家に戻られたりしますよね。でも、こども研究センターでは親子で過ごすことができます。保護者さんがいらっしゃることで、その子が何を好きなのか、どういうことを楽しいと感じるのかといったことが分かって、より深く子どもたちと関わっていくことができました。

Q3.就職活動と今後について教えてください。

就職活動はゼミの先生の指導やキャリアサポートセンターの求人を見て、園見学に行かせて頂きました。そして、採用試験を受けました。
僕は保育園への就職が決まっています。保育園を選んだ理由は、延長保育などもあり、子どもたちが1日の大半を保育園で過ごすことが多いからです。保育園なら「家庭の一部」のように子どもたちと1日を共有することができると思います。どうすれば子どもたちが快適に過ごすことができるのか、子どもたちが安心できる雰囲気や話し方、言葉遣いはどのようなものか、環境だけでなく、心の問題をどうケアしていくか…難しいですが、とても興味深い問題です。
今後は子どもたちが心から安心できる存在になれるように頑張っていきます。


Q1.アジアこども学科を選んだ理由は?

子どもに関すること、更にアジアと日本の情勢に興味がありました。アジアこども学科はこの2つを1度に学ぶことができる珍しい学科だったので入学を決意しました。
アジアこども学科は留学生が大半で、僕の学年に日本人は2人しかいません。でも、人種に関係なく、いろいろな話をしました。特に、僕たちの知らない中国の話を聞くことが多かったすね。

こども学部アジアこども学科卒業生

Q2.最大の特徴・海外研修ではどんなことを学びましたか?

海外研修は2年生のときで、僕たちはタイに行きました。人生初の海外でした。タイの幼稚園児や大学生と交流を行い、スラム街を見学しました。
タイの幼稚園はスラム街に暮らしている子どもたちが通っているのですが、幼稚園の中の清潔さとスラム街のギャップか凄く印象に残っています。また、文化の違いも体感しました。タイの子どもたちは小さな頃から宗教に関するアクセサリーを身に付けているようでした。でも、それ以外は日本の子どもと同じです。日本のお菓子をあげると、とても喜んでくれました。
タイの大学では、大学生とタイの昔ながらの遊びを通して交流を深めました。タイでも日本のハンカチ落としやスイカ割りに似た遊びがあって、親近感が沸きました。
アジアこども学科では、海外の国々について様々な角度で学ぶことができます。海外のことを知ることで、自分の暮らす日本という国を客観的に見ることができるようになったと思います。

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