外国人お料理自慢大会 レポート
11月19日(土)に東大阪大学の異文化研究交流センターがNPO東大阪日本語教室(HONK)と共に「外国人お料理自慢大会」を開催。HONKに通う生徒さん・ボランティアスタッフさんと、本学の学生が力を合わせて各国の料理を作りました。HONKの皆さんと本学の学生はほぼ初対面でしたが、調理を通してすぐに打ち解けることができました。笑顔いっぱいのイベントの様子をご覧ください♪
調理スタート!
今回、料理を披露してくれたHONKの生徒さんはアメリカ、タイ、中国、ベトナム出身の方々。さらに、日本代表として実践食物学科の学生とアジアこども学科の中国人留学生が参加しました。しかし、参加者と審査員を含めた30人分の調理は大変!そこで、本学で大量調理を学んでいる実践食物学科の学生が、各国のサポートをさせていただきました。合言葉は「料理は笑顔で」。参加者は自分の国のことや各国独自の料理について教え合ったりしながら調理を楽しんでいました。
各国のお料理紹介
アメリカ ガガモーレ
アボカド、トマト、タマネギで作ったソースの一種。野菜がたっぷりで、毎日の健康を支えてくれているのだそう。トルティーヤで包んだり、チップに付けたり、スナック感覚で次々と手が伸びるひと品でした。
タイ トムヤムクン
レモングラスの酸味とたっぷりのエビが入ったスープ。魚介類や野菜の旨味がぎゅっと凝縮されています。ココナッツミルクを入れるアレンジで辛さがマイルドになり、日本人の味覚に合うようになっていました。
中国 水餃子
お正月に食べるという水餃子を、なんと皮から作っていました。具材はエビ、ニラ、キャベツの3種類。分厚い皮は歯ごたえがあり、噛むと具材が肉汁とともにじゅわりと溢れ出てくる食べごたえのあるひと品でした。
ベトナム バンダニェム
ひき肉、キクラゲ、春雨、たまごなどをライスペーパーで包んでフライ。パーティのときに振る舞われ、老若男女問わず大人気なのだそう。パリっとした食感の皮とジューシーな具材が美味しいひと品でした。
中国(本学学生/アジアこども学科) エビと大根の蒸し巻
豚肉、ニンジン、エビを大根の皮で巻いて蒸す家庭料理の1つ。残ったエビの頭と皮を使って作ったソースが味に深みを加え、優しい味付けが大好評でした!
日本(本学学生/実践食物学科) お味噌汁
味の決め手は、かつお節と野菜をじっくり煮込んで取った出汁。キノコやサツマイモなど、秋の食材もたっぷりなのでお腹も満たされました。更にニンジンを紅葉の形にカットし、目でも楽しめるようになっていました。
試食の時間です♪
各国の代表が料理について簡単に紹介し、お待ちかねの試食タイムです。異なるジャンルの料理が並ぶ机の上はとっても華やか!食卓を囲めば、そこには年齢も国境も関係ありません。談笑しながらの食事は次々と進み、あっという間に完食。ご馳走様でした♪
人気投票の結果は…!?
試食の後、人気投票を実施。美味しかった料理を1人2品選びました。
見事、1位を獲得したのは…「エビと大根の蒸し巻(中国/本学留学生)」2位は「バンダニェム(タイ)」、3位は「トムヤムクン(タイ)」でした。
参加者の皆さん、ありがとうございました。東大阪大学・東大阪大学短期大学部では、これからも地域の方々と楽しめるイベントを開催して参ります!
外国人お料理自慢大会 ムービーレポート
音声も収録してありますので、再生の際は音量にご注意ください。