大学案内

学長挨拶

人と人のぬくもりを感じる学園に。 学長 吉岡 眞知子

「萬物感謝・質実勤労・自他敬愛」の学園訓のもと、「学問を通して人間をつくる教育」を目指します。

2003年4月全国初の「こども学部こども学科」を設立し、子どもをとりまく諸問題を、おとなの視点で解決するのではなく、子どもの視点に立って考える新しい学問「こども学」の確立を目指し研究を進めてまいりました。さらに、2011年4月「こども学部アジアこども学科」を設立し、1学部2学科とし、世界の子どもへも視野を広げ「こども研究」ができるようにしました。さらに、この趣旨をより分かりやすくするため、2021年4月より「アジアこども学科」を「国際教養こども学科」に名称変更しました。こうして、世界の子どもたちを視野に入れ「こどもの視点で研究するこども学部」として発展しています。「こども学」を学ぶことにより、子どもの幸せを願い世界に羽ばたくスペシャリストとして、社会貢献できる人材の育成に努めています。

特に先進的な取り組みとして、各界から注目を浴びている「こども研究センター」は、東大阪市と連携し地域の子育て支援の拠点としての役割や機能を果たし、学生や教員たちの「こども学研究」の基盤となっています。学生や教員は、この施設を利用して実践的に学び、子どもに関する生きた知識と情報を習得しています。専門分野の研究と実践を土台に、日々「子ども理解」の追究に努めています。

また、両学科とも海外の大学と連携し、海外研修や短期留学等の機会を通し実践的に学び取り組むことができる環境を用意し、幅広い知性と教養と専門性を備えた人材の育成に努めています。

短期大学部は、現在「実践食物学科」「実践保育学科」「介護福祉学科」の3学科があります。短期大学は、1965年に開学し、2025年には創立60周年を迎える、地域に根差した伝統ある短期大学です。

「実践食物学科」は栄養士コースと製菓衛生師コースの2コースがあり、食と健康をサポートするエキスパートを育成しています。学内には自慢できる素晴らしい実習施設を完備し、実践から学ぶ充実した環境の中、現場で役立つ教育に努めています。

「実践保育学科」は学内での基本的な学びを土台に、こども研究センターをはじめ大学敷地横の附属幼稚園での実践的な学びができる環境が整えられ、現場で役立つ知識や技術、実践力を身に着け、即戦力となり地域で活躍できる人材を目指しています。

「介護福祉学科」は、2000年に介護福祉士養成施設を設置しましたが、2010年に一旦募集停止し廃止しました。しかし、昨今の介護福祉士不足から社会のニーズを考え、2018年に「介護福祉学科」を改めて開設することにいたしました。もともと養成施設として立派な実習施設等が完備されていたため、学園として留学生の受け入れ実績もあることから、留学生も含め80人定員で世界に誇れる介護福祉士養成を目指し設置しました。実践的な実習指導と卒業後に大阪府下をはじめ地域で介護福祉士として貢献できる体制を構築し、即実践力となるよう養成に努めております。

万物感謝・質実勤労・自他敬愛 ビジュアルイメージ大学2学科、短期大学部3学科の小規模大学ですが、学校法人村上学園の学園訓である「萬物感謝」「質実勤労」「自他敬愛」のもと、「学問を通して人間をつくる」教育に努めてきました。豊かな人間性を身に着け、大学で学んだ専門性を発揮し、自分らしく社会で生きていくことを願い支援していきたいと考えています。
学生どうしが、教員と学生が、地域の方々も交えながら、いつも談笑している、人と人のぬくもりを感じる家庭的な学園を目指しています。

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